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iCARE公式ブログ

世界一のヘルスケアカンパニーを目ざす株式会社iCAREの公式ブログです。

「なんかよくわからない冷蔵庫みたいなのが来たんですけど」事件

こんにちは。iCAREのイサカリです。

 

巷では相変わらずセンテンススプリング砲が猛威を奮っているようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日は薬物問題や経歴詐称や不倫の是非を問うのではなく、私の体験した印象的な不祥事について書かせていただきます。理由は後ほど。

 

※今回もややシビアな情報を含みますので、多少設定にフィクションを入れさせていただきます。

 

私が体験した不祥事は名付けて「なんかよくわからない冷蔵庫みたいなのが来たんですけど」事件です。時は私が社会人3年目時代に遡ります。全米を震撼させるまでは行きませんが、私と多くの同僚が震撼したセンセーショナルな事件です。

 

その事件の概要はどんなものだったのか。背景には何が隠れていたのか。それについて順を追って説明したいと思います。

 

とある日の出来事

私は大学卒業後、新卒でいわいるメインフレームをシステムの中心として提供する企業に就職しました。当時はクラウドAWSなどという言葉は存在すらしておらず、メインフレームを中心としたシステム構成が主流でした。そしてシステム商談は億を超えるものはザラで、見積もりから受注、納品までヒーヒー言いながら対応したものです。

クラウドSaaS・PaaSが浸透し、いろいろなものがとても便利に安く利用できるようになった現在と比べると、隔世の感があります。

 

私が社会人3年目。忘れもしない金曜日の朝、その事件は勃発しました。

 

 

 

プルルルル・・・ガチャ。

顧客A「あのーすみません、Z商事のAですが、第二営業部のBさんいらっしゃいますか?」

 

飯盛「いつもお世話になっております。Bはあいにく只今外出しておりまして、17:00頃戻る予定となっております。」

 

顧客A「あ、そうですか。では上司の方どなたかいらっしゃいますか?課長さんか部長さんどちらでも結構です」

 

飯盛「(なんだろう、急ぎっぽいな?)承知しました。では課長のCに代わりますのでお待ち下さい。」

 

課長C「はい。お電話代わりました。いつも大変お世話になっております、Cです。あ、え?そうなんですか!?はい。すぐ確認いたします!」

 

飯盛「課長、どうしたんですか?」

 

課長C「おい飯盛、Bをすぐ呼び戻せ。今すぐにだ。すぐ連絡をとれ。」

 

飯盛「何かあったのですか?」

 

課長C「Bの操作した出荷伝票を確認してくれ。あとZ商事との契約書全部出しておいてくれ。」

 

私は、その時点でピンときた。

 

課長C「どうやら、Z商事にうちが出荷した大きな冷蔵庫のようなものが搬入されたようだ。先方は発注した記憶も無いし、もちろん必要もないだろう。いや、先方は冷蔵庫だと言っているが、冷蔵庫はうちの商品には無い。」

 

飯盛「まさか・・・」

 

課長C「そうだ、おそらくそのまさかだ。」

 

察しの良い方はもうおわかりでしょう。そうです、搬入されたのは冷蔵庫などではありませんでした。当時売価2億円ほどの汎用機(メインフレーム)でした。ITにあまり詳しくない方向けにわかりやすくいうと、超高性能なコンピュータです。詳細はWiki貼っときますので見てください。当時の製品の見た目は、確かに冷蔵庫っぽかったのです。

メインフレーム - Wikipedia

 

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課長C「契約書確認できたか。そしてBと連絡は取れたか?」

 

飯盛「契約書は確認しましたが、やはり該当する契約は無いです。出荷指示書を見たところ、BがZ商事に無断で受注計上し納品してしまったようです。」

 

課長C「やはりそうか・・・。」 

 

その後、Z商事から冷蔵庫のような メインフレームを引き取り、大いなる謝罪を行い、事はなんとか収まりました。Bは当然懲戒処分となり、その後会社に出社する事は二度とありませんでした・・・。

 

ーー

上記を読んで、皆さんはどう思われますでしょうか。

 

事実としては、営業部門で起きた一つの不正事件です。決算期間近に契約もしていないお客様に対し、ノルマに追われた営業が架空受注で2億円の商品を無断納品した。というもので、そのまま逃走してしまったBは当然糾弾されるべきでしょう。ただ一方で、当時彼は営業数字に追われ、上司や周囲からのプレッシャーもあり、メンタル失調状態だったいうことも後に判明しました。

 不祥事の起きる背景

不祥事を起こす社員 〜社員にかかわらず一般的に人間〜 は、決して元から不正を積極的に働きたいわけでも、事件を起こしたい訳では無いケースは多いです。しかし精神的に追い込まれ、通常の意識下であれば判断できる善悪の基準も曖昧になり、考えられない行動を起こしてしまう。私は本件に限らず、幾度かそのようなシーンに遭遇してきました。そしてその多くの場合、本人にメンタル失調の自覚症状がない、もしくはその対処方法やリスクを本人も周囲の人間も理解していません。

 

 健全な経営は健全な社員たちにより成り立つ

働くひとの健康を創ることは、上記のような不祥事の未然防止も可能にすると私は考えています。結果として、ご機嫌に働く人を増やし、生産性が上がるとともに、企業リスクの低減にもつながります。

そういった意味でも、社員のヘルスケアや健康経営という考え方は、今後の企業運営に間違いなく必要な取り組みになります。単なる健康増進に留まらず、企業ブランド力のアップや採用力向上にも寄与することも、事例からわかってきています。 

ハードワークも良いですが、その裏でしっかりとした体制をつくり、ご機嫌な職場でご機嫌に仕事をしましょう。そして働くひとの健康増進や健康経営にご興味のある方いらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。健全な精神は健全な肉体に宿るように、健全な経営は健全な社員たちにより成立します。

弊社サービスcarelyを引き続き宜しくお願い申し上げます。

 

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