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iCARE公式ブログ

世界一のヘルスケアカンパニーを目ざす株式会社iCAREの公式ブログです。

上司と部下のコミュニケーションはどうしてギクシャクするのか?

ご無沙汰しています。

CMOの片岡です。

弊社ではストレスチェックをサポートさせていただいていますが、会社によって業務量にストレスを感じていたり、周囲のサポートが少なかったりと職場環境が異なるため、職場の様子を数字からなんとなく妄想できて、なかなか興味深いのです。

ストレスチェックは11月までに実施することが義務づけられています。実施がまだ…、という企業の皆さまはお早めにお問い合わせください。

www.icare.jpn.com

 

さて、毎日働いていると様々なことで「ストレス」を感じるわけですが、会社員の悩みのNo.1はなんといっても人間関係ですよね!!

中でも上司と部下のコミュニケーションに悩んでいる人は全体の18.1%にものぼっていいるそうです。

allabout.co.jp

 

かくゆう私も平日ストレスを溜め込んだ週の休日は、大体こんな感じで体育座りをしています。

f:id:icareofficial:20161015183929j:plain

 

30代になって部下を持つようになり、上司の立場も部下の立場も両方を経験したのを踏まえて、上司と部下のコミュニケーションがどうしてギクシャクするのか?について、私が部下だった時代の経験を踏まえ、少し考えてみたいと思います。

 

私が20代後半、異動で新しい仕事をするようになったとき、上司と部下のコミュニケーションのギャップを一番強く感じていました。異動先の部署では、それまで3人で行っていた業務を私1人が引き継ぐという、業務量がとにかく過酷な職場環境でした。業務量は膨大で、しかもその業務をやるのは初めて。効率よく作業を行うことは困難ですし、業務の全容を把握しようにも目先の作業に追われて、なかなか全容の理解が進みません。全容を理解しないと前に進まないのは頭ではわかっている。でも、無我夢中で目の前の作業をこなし、周囲から依頼に対応することで精一杯の毎日でした。そんな職場環境で、上司とのやり取りがストレスに感じる瞬間があったのですが、今振り返ってみるとなぜコミュニケーションがギクシャクしたのかが少し整理できるようになりました。

 

ギクシャクの要因①:欲しい情報と伝えたい情報のギャップ

当時精一杯業務量をこなしていた僕は、「これだけ頑張りました!!」というプロセスをミーティングで報告していました。でも、上司の反応は芳しくありません。「で、どうなったの?」と結果について質問してきます。

そうなんです。

上司は”業務がどうなっているか”という視点で話を聞いているのです。アポイントが何件取れたのか?、数字はどれだけ進捗したのか?、スケジュールはオンタイムで進んでいるのか?といった観点で報告を聞いています。

一方私は、これだけの作業をこんなに時間をかけて頑張った!とプロセスを伝え、そして頑張ったという事実を褒めて欲しかったのだと思います。そのため、上司の欲しい情報を的確に伝えることができておらず、場合によっては褒めてもらえないことで「あいつはわかっていないから何を言っても無駄だ」とコミュニケーションを避けるようになったのです。

#実際私のやっている業務自体が軽視されていたため、上司は進捗以外ほとんど興味なかったという側面もあると思います…w

 

ギクシャクの要因②:見ている世界のギャップ

ある決裁を持っていったときのことです。説明を終えると上司はこう言いました。

「これはプロジェクト全体でどんな位置づけで、どれくらいのインパクトがあるの?」

私が説明したのはプロジェクト全体から見たときの、細分化されたパーツのひとつに関する内容を必死で説明しました。一方の上司はプロジェクト全容には関心があっても、そのパーツの詳細には正直ほとんど関心がなかったと思います…。

上司は部下よりも広い視野で事業や業務を捉え、情報量も豊富です。一方、部下は目先の業務に集中していると、その世界に閉じた話をしてしまうため、どうしても関心事がずれてしまうのです。

よく、「2段上の目線で仕事をしなさい」と言われのは、このギャップを解消するためです。一般社員、主任、課長、部長と階層のある企業の一般社員であれば課長の目線で、主任であれば部長の目線で仕事をするくらいの心がけが必要と言われるのは、このギャップを解消するひとつの部下側のアプローチなのだと思います。

 

ギクシャクの要因③:期待値のギャップ

ある企画の説明をしたときのことです。

「昨年同様、今年の企画はこの内容で進めたいと思います。」

と私は説明しました。本当は刷新したいところだったのですが、何といってもそれを考えるだけの時間も余裕もない。とにかく、「この企画を前に進めたい」そんな一心でした。すると、上司はこう言いました。

「お前、本当にこの内容でいいと思ってるの?」

いや、いいわけないのはわかってますよ…でも、その余裕がないんです。そんな余裕がない状況は理解してくれているはずなのに…そんな心の叫びが漏れそうになるのを必死で抑えます。

上司は、部下が思うよりも一段高いレベルの業務を求めます。それは、上司の目がこえているのも、目線が高いのもあると思いますが、上司側の論理として「部下の育成」、「部下の成長」という期待値プレミアムが上澄みされているという要因もあるのではないかと上司になった今、その重みを一層感じます。

 

 

まだまだ、挙げれば枚挙にいとまがない上司と部下のコミュニケーションギャップを発生させる原因ですが、ありきたりな回答ですが上司と部下、双方が歩み寄ることでしか解消しないものだとも感じています。ギクシャクが発生している要因をお互いに知ることで、「ああ、そういう背景があったのか」と理解し、お互いが歩み寄ることからギクシャクは緩和されていくのではないかと思いますので、この3つのギャップが何かの参考になれば嬉しく思います。

また、ギクシャクが産まれたときにコミュニケーションを避けると、ギクシャクはさらに悪化します。なので、「今ギクシャクしているな」と感じたら、適切なタイミングで深いコミュニケーションの場を意識して持つことも解決法のひとつになると思います。

 

最後に、私がこの経験を乗り越えられたのには3つの要因があります。

一つ目の要因は、「期間が決まっていた」ことです。もし、これが無期限だったらと考えるとぞっとします。期間が決まっていたプロジェクトだったから、「あと○ヶ月…」と指折り数えて乗り越えることができました。結果、今ではこれだけの業務量でもさばけたという自信につながっています。

二つ目の要因は、「一番身近な先輩が最強のサポーター」だったことです。そのときの直上の先輩は自身も猛烈に忙しかったにも関わらず、いろいろと気にかけてくれました。遅くまで二人で業務をこなし、ダッシュで焼肉食べて終電で帰る。そんな生活が今では懐かしく思い出されます。その先輩が焼肉食べながらいろいろと愚痴を聞いてくれたことで、明日もまた頑張ろうと励みになりました。

三つ目の要因は、「仕事自体にやりがいを感じていた」ことです。やっていた業務は、部署の上司たちはほぼ関心がないと言っても過言でないくらい冷遇されていましたw それでも、僕はその業務が好きだったし、会社の中で重要な仕事だと誇りを持っていたし、何より現場に出て直接いろんな人と話ができるのが楽しかったのです。

 

ビジネスの世界に生きていれば、業務量、業務内容、人間関係すべてストレスフリーで生きていくなんてことは、現実的ではないと思います。少しストレスを感じたときは、一度冷静に自身の置かれた環境を客観的に分析してみることが肝要ではないでしょうか。

ストレスを強く感じたら、迷わず身近な信頼できる人に助けを求めましょう。頼ることはかっこ悪いことなんかではありません。

今日はストレス解消に少しリラックスする休日を送りたいと思います。

皆さまも素敵な週末をお過ごしください。