iCARE公式ブログ

世界一のヘルスケアカンパニーを目ざす株式会社iCAREの公式ブログです。

ウィル・スミス主演:CONCUSSIONの映画からわかること

 

iCAREの山田です。 

10月に入りだいぶ寒くなってきましたが、風邪などひいていませんでしょうか。

風邪の予防に対しては、ビタミンCを1日1グラム以上摂取(1,000mg入っている表示のもの)すると少しだけ予防効果がありそうです。

 

さて今回は、タイトルの映画のお話というわけではありません。

知っておかなければならない「仕事と健康障害」の話です。

いやいやオフィスで働いているだけだから全然、危なくないし、仕事楽しくやっていまーすという方もいるでしょう。

 

それでも仕事は、健康を害します。

害していなくても害する危険性が常に存在します。

 

例えば、職業病としてわかっているだけでも

・シフト勤務者は…

 不眠症前立腺がん、乳がんになりやすくなります

パイロットやキャビンアテンダントは…

 皮膚がんになりやすくなります

・カスタマーセンター…

 頚腕症候群になりやすくなります

・オフィスワーカーは…

 VDT症候群になりやすくなります

・過重労働者は…

 糖尿病、高血圧、心臓発作がおこりやすくなります

 

「健康を害するから働くな!!」と言いたいのでしょうか。

いいえ、そのようには考えていません。

ただ、働き方が自分の身体にどのような影響を及ぼすのか、知る必要があり、企業はそれを伝える義務があると思っています。

 

仕事でがんになるリスクが高まっているなんて思ってもいないでしょう。
そう、わたしは、知る権利があると思っていますし、それを防ぐために企業はあらゆる努力をしないといけないと思っています。

 

2015年の映画「コンカッション」という映画を見ましたか?

ウィル・スミス主演、ハリウッド映画賞で主演男優賞をとったアメリカのNFL(アメリカン・フットボール)選手の健康障害に注目した作品です。

NFL選手たちは、強い衝撃を繰り返し繰り返し頭部に受けることでCTE(慢性外傷性脳症)に至り、うつ病認知症様症状を若年で発症することを告発したものです。

しかし、NFLはアメリカの国民的スポーツ、エンターテインメントです。莫大なお金に夢を広げている中、病理学者がさまざまなひとを動かすという話です。

 

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この映画においても、アメリカン・フットボールを否定しているものではなく、NFL選手やその家族はその事実を知るべきだとしています。

その後のNFLやCDC(アメリカ疾病予防センター)は、脳震盪をいかに防ぎ、脳震盪後の対処をプロトコール化しています。

それまでのように脳震盪の場合にすぐにフィールドに戻るのではなく、しっかりとしたルールに基づいてフィールドに戻れるのか評価し、本人へ納得してもらうように変化しています。

 

詳しく論文を見たい方はこちら

・Neurology「Neurodegenerative causes of death among retired National Football League players

・JAMA「Evaluation of Chronic Traumatic Encephalopathy in Football Players | Traumatic Brain Injury | JAMA | The JAMA Network」

・SPORTS MEDICINE GUIDELINES「GUIDELINE 2I SPORT-RELATED CONCUSSION 」←こちらは脳震盪プロトコールに近いものが記載されています。抜粋は、一番最下部に。

 


NFL選手は、打撲・擦り傷・骨折することは知っています。

しかし、自身の職業がうつ病認知症様、パーキンソン病様症状に影響を及ぼすことは知りません。また知っていたとしてもすぐに発症するものではないため、誰かが止める必要があるわけです。

 

同じように、どんな仕事においても直感的に理解できる健康障害と、わかりにくい健康障害があります。特にわかりにくい健康障害については、その危険性を評価し、ストップをかけるルールが不可欠なわけです。それを行うのが、国であったり、業界であったり、企業なわけです。

 

本人はわくわく働いているのだから良いじゃないかと思うでしょう。
長時間労働をされている方に対し責任もっている上長が、評価を明確にしているのであればよいのかもしれません。果たして本人の言葉だけで、正確な評価ができているのでしょうか。

 

わたしは、働くひとの健康に関わる専門家として、短期的な評価だけでなく、中長期的な評価を予測するような仕組み、「働くひとが健康リスクを最小化するような仕組み」を作っていきます。

 

弊社サービスCarelyは、「気軽に健康になれる場創り」をMISSIONに掲げ、カンパニーケアの常識を変えています。場作りとはチャットだけではなく、AIを含む自動化も当然技術として活用していかなければなりません。

「最適な情報を最適なタイミングで最適な方法で伝える」ことを通して、2017年下半期も新しい健康創りに邁進致します。

 

❝ Make Health More Easy ❞

 

弊社に共感して頂き、一緒に働く方を引き続き募集しております。
もし御興味あれば連絡下さい。

※ 募集の下に【追加情報】ありますので、こちらも

 

■ セールスマーケティング部門
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【追加】脳震盪頻度の多いスポーツ

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これがNFLとCDCがNFL選手に向けた脳震盪の危険性を知らせるポスター

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ガイドライン:脳震盪プロトコール

・Once concussion is diagnosed, the cornerstone of concussion management is physical and cognitive rest until the acute symptoms resolve, followed by a supervised graded program of exertion before medical clearance and return to play.
・Once an athlete is completely asymptomatic, the return-to-play progression should occur in a step-wise fashion with gradual increments in physical exertion and risk of contact.
・After a period of remaining asymptomatic, the first step is an “exertional challenge” in which the athlete exercises for 15 to 20 minutes in an activity such as biking or running; this leads to an increase in heart rate with some sweating.
・If he/she does not experience any symptoms in conjunction with this first exercise challenge, this can be followed by a steady increase in exertion, followed by a return to sport-specific activities that do not put the athlete at risk for contact. Examples include dribbling a ball or shooting, stickwork or passing, or other agilities. This allows the athlete to return to the practice setting, albeit in a limited role.
・Then, the athlete can be progressed to practice activities with limited contact and finally full contact.
・There are not universally accepted guidelines for how quickly to move from one exercise stage to the next; in general, it is recommended that each rehabilitation stage take 24 hours before progressing to the next stage, and such progression should be individualized. Final clearance for a return to play should be provided by a physician or a physician’s designee.