iCARE公式ブログ

世界一のカンパニーケアを目ざす株式会社iCAREの公式ブログです。

産業保健の王子さま|たなか やすまさ

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僕は今から6ヶ月前、iCAREに入社するまで心から話ができるひともいないままひとりで生きてきた。
日本の産業保健は、どこかが壊れていたのだ。
産業医・保健師の友達も、社労士の友達もいなかったので、難しい挑戦をひとりでやりとげるしかないと、僕は覚悟を決めていた。
 
iCAREという名の宇宙には、個性豊かな星々が輝きを放つ。
僕とiCAREの出会いは8つの星で始まった。
 

1|TikTok部長の星

最初の星には中野雄介さんが住んでいた。
通称、TikTok部長の星だ。
すべてはTwitterのDMからはじまった。

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中野部長から突然届いたDM。5分後に即レスしてるのが面白い。笑

「フォローありがとうございます!株式会社iCAREの中野といいます(^^)弊社が産業保健を主要ドメインにサービス提供をしている会社なのですが、よければ一度お話しませんか?産業保健に興味あるようなので、お茶でも飲みながらざっくばらんにお話できればと(^^)お返事お待ちしています。」

当時大学4年生だった僕は、渋谷のカフェで初めてiCARE社員の中野さんと話した。

僕たちは初対面とは思えないくらいすぐに打ち解けて、産業保健について議論した。
健診とストレスチェックについて、産業医制度について、行動変容と環境変容について、ベイマックスについて。
「かーもんベイベー、アイケア」
「いつかご縁があれば」
その時は、まさかその「いつか」が1年後ほんとになるとは思っていなかった。
 
中野さんがiCAREの第一印象だった僕は、素直に「iCAREって変わってるな」と思った。
彼がサンプルとして圧倒的外れ値だったことに気づくのは、知り合ってからだいぶ後のことだった。

 

2|カンパニーケアの星

2番目の星にはCEOが住んでいた。別名、カンパニーケアの星。
医師や産業医の世界はとても狭い。
だから「山田洋太」という名前はいろんなひとから聞いていた。
「百聞は一見にしかず。直接話して、一緒に仕事したいと思ったらジョインしよう」
社会人になった僕はそう覚悟を決めて、iCAREオフィスではじめて洋太さんと話した。
「Twitterのあれ、いいね」
「ありがとうございます」
中野さんが僕をTwitterで見つけたこともあって、僕が産業保健について考えていたことを説明するまでもなくTwitterの投稿を見て理解してもらえていた。
同じくらいに僕もiCAREのことをよく知っていた。
中野さんに出会って以来、ずっとベンチマークしていたから。

自然と話は産業保健の未来のことになった。
「やっぱり僕は日本の産業保健を変えたい。カンパニーケアの常識を変えて、100年後の働くひとと組織の健康を守りたい。」
その想いを、1番まっすぐ実現できるのがこの場所な気がしたので入社することに決めた。
 
にしても医師免許とMBAという鬼に金棒みたいなひとが、こんだけリスクとって創業しちゃうんだからiCAREってやっぱり変だ。

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カンパニーケアの王さま

3|トレランの星

次の星にはCCOが住んでいた。
別名、トレイルランニングの星。
僕がこれまで出会ってきたひとの中で、1番走っているひとだった。
 
僕も走るのは好きで、土日は30分ほどジョギングをしている。
でも、「走るの好き」の次元が違った。
 
そもそもトレイルランニングの「トレイル」とは、未舗装のこと。トレイルランニングは、未舗装の山道を何十キロも、何百キロも走る競技だ。略してトレラン。
 
仕事も、トレランも、ひとえにストイック。
平日がっつり働いて、疲れた体にアリナミンかと思いきやそのまま家までランニング。
そして土日も走る。
なんてストイックな人なんだろう。
 
リーダーは孤独だ。
誰よりも、リスクや課題が具体的に見えてしまうから。
どんなに難しい状況でも、最後は自分が決定して、組織を前に進めなきゃいけない。
 
どんな逆境にも立ち向かい続けることができるのは、文字通り雨にも負けず、風にも負けずにトレランで培った強靭な心身があってこそなんだと思う。まさに拳禅一如。
 
とはいえ寝ないで何百キロも走るだなんて、iCAREってやっぱりすごく変だ。
 

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4|モヒカンの星

4番目の星はCTOの星。別名、モヒカンの星。
MacBook Proに貼られたモヒカンのステッカーがおしゃれでかっこいい。
 
iCAREではCTOが人事部長を兼任している。
それはCarelyが人事に向けたSaaSだからだ。
iCAREに入社した僕の最初の仕事は、Carelyのデモアカウントを徹底的に使い倒して、改善提案をすることだった。
 
僕はCarelyの問題点をひたすら洗い出して、課題を優先順位付けしてプレゼンした。
その時、最初に言われたひと言がとても胸に響いた。
 
「人事の気持ちになって考えた?」
 
はっとしたのを覚えてる。
自分が創りたい産業保健業務の実施フローを起点に考えた時と、クライアントの人事の気持ちを起点に考えた時とで、課題の優先順位は全く異なる。
 
僕はこの星で「自分が人事だったら」と考える視点を学んだ。
 
モヒカンは似合わなそうだから、いつかは王子さまのように金髪にしようかな。

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いい写真

5|ナース酒場の星

5番目の星は、とても変わったところだった。

Haruka Tarumiの星。別名、ナース酒場の星。

産業医、保健師のコミュニティマネージャーとして、Carelyを産業保健のプロたちに広めている。

歩くスピードが突然早くなったり遅くなったりするから、一緒に歩くと楽しい。

彼女の突破力はすごい。

どんなに難しい案件でも、あらゆる手段を駆使して突破してしまう。

そしてなによりすごいのが、組織の全体最適のためにベストな行動をとり続けているところ。

きっと看護師時代にCCUでひとの命を救うことに向き合ってきた経験が、無条件に今自分にできる最大限のことをやる姿勢に繋がっているんだと思う。

 

僕はこの星で、「無条件マインド」を学んだ。

やると決めたら、やるしかない。

言い訳を考えるくらいなら、解の質を高める努力をするほうがよっぽど建設的だ。

 

それと、社用PCにも会社と全然関係ないステッカーを貼ってしまう勇気も教わった。CXOに怒られたら、はがそう。

iCAREってやっぱり、まったくどうかしてるな。

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いつかクライアントさんのステッカーで埋め尽くしたい

6|ヘルスケアの一番星

6番目の星は、Devチームで輝くヘルスケアの一番星。
そこにはフルスタックエンジニアのいっせーさんが住んでいる。
「私はフルスタックエンジニアだ」
「フルスタックエンジニアって、なに?」
「フロントからサーバサイドまで、なんでもできるエンジニアのことだ」
「わぁ、おもしろそう」
これは僕の脳内で入社初日に交わされた会話だ。
現実ではない。
「フルスタックエンジニア」ってなんか憧れるよね。(あんまりよくわかってない)

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僕はこの星でCarelyのデータベースの作り方やUIの設計を進めていく過程で「ITは魔法じゃない」ということを学んだ。
ITで魔法を創るのが僕らの仕事なんだ。
 
僕は産業保健の魔術師になろうと思った。
人事労務や産業医・保健師の方が「Carelyすごい!」と感動するような産業保健の魔法を届けたい。
マジシャン産業医とちょっぴりポジションがかぶるかもだけど…。
 

www.icare.jpn.com

7|パッションの星

7番目の星は、すぎもんの星。別名、パッションの星。
メディカルスタッフ兼BizDevとして、チャット相談や健康配信のPDCAを回す傍ら大手医療機器メーカーのフィリップスさんとのSAS(睡眠時無呼吸症候群)の提携事業を推進している。
 
フィリップスさんとビデオ通話でミーティングしている時の熱量にはいつもびっくりしてしまう。
アジェンダを消化した後に、いつも事業提携への想いを言葉にして伝えている。
そして「パッション・ミッション・パーミッション」という謎のセリフが聞こえてくるのだ。
 
「世界からSASをなくす」という強い志が彼女を突き動かしているのだろう。
Employee Successチームは、Carelyのチャット機能の価値をどこまでも拡張し、働くひとを健康に導くための行動変容を愚直に追求している。
 
仕事をつまらない作業にするのも、ドラマチックにするのも、自分自身の心が決めることだ。
いちばん大切なことは、心で見ないといけない。
働くひとと組織の健康を創るため、僕らは解決困難な課題に挑戦し、受難していくのだ。
 
それにしても、「パッション・ミッション・パーミッション」って、うまく韻踏んでるようにみえて変だよね。
 

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社内から積極的にフィードバック回収する姿勢がすごい


8|2.5次元の星

最後に訪れたのは商業デザイナーの星。
別名、2.5次元の星。
彼女の心は、薔薇みたいに美しくて難解である。
 
こちらのプロフィール画像を見てほしい。
「ナニコレ!?」と突っ込んでいいのか、触れちゃいけないものなのか、とても悩んでしまう。

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心がざわつくDevチームのメンバー紹介ページはこちら。
 
僕はこの星で、モチベーションの起爆剤を手に入れた。

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じゃーん!

iCAREのCREDOが刻まれたPC用の壁紙である。
スマホ用も作ってもらった。
 
 
「デザイン」と「産業保健」は似ているのかもしれない。
どちらも、正解がないから。
正解も終わりもない社会科学的な命題とどう向き合うべきなのか。
答えはシンプルだ。
常に最高を目指す。目指し続ける。
 
安易な正解に妥協しそうになった時、僕はいつも彼女の言葉を思い出す。 

「正解はない。だから常に最高を目指す。」

 

 
そんなこんなで、僕がiCAREにオンボーディングされてヘルススコアが安定してきたある日のこと。
突然、Slackでこんな連絡が。
ゴミ箱ちょっと動かしたくらいで、変なの。

 

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ゴミ箱ちょっと動かしたくらいで、変なの。

 

「王子、忘れないで。貴方がCarelyにアクセスするとき、私は必ず貴方の傍にいる」

なんて言われたあかつきには、お客さんの大事な個人情報を守るために覗き見防止シートを購入しようと思う。

 
 

ひとはみんな、そのひとなりの星を持っている。

ひとはみんな、そのひとなりの星を持っている。旅をするひとたちなら、星は案内役だ。そうでないひとたちなら、ただのちっちゃな光。
僕はこの素敵な仲間たちと、産業保健の常識を変える旅をしている。
 
次はどんな星に出会えるんだろう。

 

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【あとがき】

王子さまというより、ただの産業保健オタクな僕ですが、なぜかiCAREでは「王子」と呼ばれています。
みんなが僕のことを「王子」と呼ぶから、僕はみんなを「星」にしてみました。
 
冒頭で触れたように、iCARE入社を決める前の僕は、起業して産業保健を変える事業を創ることを真剣に考えていました。当時は、日本の産業保健に失望しかしていなくて、自分がやるしかないと思っていたからです。
医師免許を取って起業するという結論に至りかけた時にCEOの洋太さんと出会いました。「先人おった!」という不思議な感覚でした。
6年ちょっとショートカットして、Carelyとこの組織の成長にフルコミットすることが、100年後の産業保健を変えるために今取れる最も困難でワクワクする選択肢だと思ったので、やるしかないなと決心しました。
 
iCAREに入社してから、社内外で産業保健に関わる様々なひととの出会いがあります。
産業医の先生、保健師さん、社労士さん、健診センターの方、労基署の監督官、健保の方、そして人事労務の方。まさかこんなに熱い想いを持った素敵な仲間がたくさんいたなんて。ひとりで考え込んでいた日々がバカらしい。笑
「日本の産業保健は、捨てたものじゃない」ということに気づかされる毎日です。
 
これからどんどんカンパニーケアの常識を覆えして、働くひとと組織の健康を創っていくのが楽しみです!
 
 
※この記事は『星の王子さま』を参考に書かれています。
星の王子さま (新潮文庫)

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