iCAREで働くひとが見えるブログ

働くひとと組織の健康を創る

企業内プロフェッショナルであるべき3つの条件

どうも、マーケティングマネージャーのたけCです。

「なんで小川さんはマーケティングを仕事にしているんですか?」

たまたまなんでしょうが、立て続けに3人ぐらいのメンバーからこう質問を受けたんですね。

良い質問しますよね、こういった会話ができる会社組織って本来の意味での「心理的安全性」が確保されている証拠です。

さてこの質問に対して僕の答えはこうです。

「僕はマーケティングを仕事にしたいわけじゃない。」
「僕はプロのマーケターでありたいだけなんだ。」


はい、禅問答みたい。

大事なポイントはただ一つです。
「僕はプロのマーケターでありたい」

そうです、プロフェッショナルであることが目的であり、その手段としてマーケティングを利用しているわけです。


では、ここで質問を返しましょう。
「プロってどうやってなるの?」

iCAREのクレドに登場する「プロ」

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一般的な解釈でプロを定義すると、
「ある特定の技能を職業として生活する人」
ですかね。

個人的には野球選手がわかりやすいです。
プロ野球とアマチュア野球が明確に分かれていて、
その違いは直接的に野球でお金を稼いでいるかどうかです。


僕のいうプロは、上記の定義とは異なります。

「プロフェッショナリズムをもつ人」
をプロと呼んでいます。

そうですね、
もし企業内でサラリーマンとして働いていても
プロフェッショナリズムをもっていればプロなのです。

これはiCARE社のCREDOにも登場します。
「楽しまなければプロじゃない」

このプロとははお金を稼げる一流プレイヤーになれということではなく、

プロフェッショナリズムをもって世界を変えていこうという意味です。おそらく。。たぶん。。。maybe。。。

プロフェッショナリズム、3つの条件

もし今日の僕の話をもっと深く知りたいという方がいるなら、以下の本を読むことをおすすめする。

 

プロフェッショナル原論 (ちくま新書)

プロフェッショナル原論 (ちくま新書)

  • 作者:波頭亮
  • 発売日: 2014/04/11
  • メディア: Kindle版
 

 

この本の中では、プロフェッショナリズムを体現するロールモデルに架空の人物を挙げている。

ゴルゴ13とプラックジャックだ。

非常に有名なキャラクター(作品)であるので説明は不要だと思うけど、ピンとこない人もいると思うから画像だけ貼っておこう。

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この2作品を少しでも読んだことあればピン!とくるはず。プロフェッショナリズムを体現する条件は3つある。

1. 高度な技術・技能
2. 一貫した行動ルール
3. 公益への使命感

たとえばブラックジャック。
言わずもがな彼には世界最高の外科手術の腕があり、もちろん天才ではあるんだろうけどその裏には人並み外れた努力と準備があることは読者なら知っている。

また「すべての命は平等」という信念のもと、金持ちであれ貧乏人であれブラックジャックの医療費は高額になる。もちろん金額にはバラツキがあるが、一貫して依頼者の支払い能力の上限ギリギリであることに変わりない。

そしてもっとも強烈なのが、「この手術は私にしかできない」という病を治すことへの強い使命感があること。

間黒男(ブラックジャック)やデューク東郷(ゴルゴ13)は間違いなくプロフェッショナリズムの3条件を体現しているといえる。

それでは、プロになる具体的な方法論を語ろう

僕自身がすでにプロフェッショナリズムを体現できているかはあやしいものではあるんだけど、

もしこれからiCARE社にジョインしてカンパニーケアの常識を変えたいと思っているならば、

もしすでにiCARE社で働いているがプロとしてもっと成長したいと願っているならば、

ひとつの方法として参考にしてもらえたら嬉しいな。

プロフェッショナルである3つの条件を兼ね備えるためには、次に紹介する書籍を参考に5つのステップをクリアすることだ。

Step1. まずは20時間でスキルを習得する

 

プロフェッショナリズム3条件の1つ目であり、まずはじめに達成すべきことが「高度な技術・技能」だ。

しかし、どのカテゴリのどのようなスキルが自分に適合するのかを判断するのは難しい。そこで本書の登場だ。

一流になりたければ1万時間を費やして練習することが求められるが、ふつうの人がそこまでのめり込むには難易度が高すぎる。

しかし、一流ではないが楽しめるレベルになるまでであれば20時間で習得できる。そうやって自分自身に適合する技能・技術を選ぶ速習術をこの本からは学べる。

Step2. 1万時間、正しく訓練する

究極の鍛錬

究極の鍛錬

 

 

自分自身に適合した技能・技術がわかったら、それを一流のレベルになるまで引き上げよう。そういわゆる「1万時間の法則」だ。

とはいえ、ただがむしゃらに、独学で、工夫のない練習を繰り返すだけで高度な技術・技能が身につくほど人生は甘くない。

努力したすべての人が成功するわけではないが、成功した人は漏れなく常人ならざる努力をしている。そのことを科学的に突き詰めた一冊だ。

Step3. 目標設定の方法を学ぶ 

ザ・ゴール2

ザ・ゴール2

 
ストーリー思考

ストーリー思考

  • 作者:神田 昌典
  • 発売日: 2014/12/22
  • メディア: Kindle版
 

プロフェッショナリズム3条件の中でもっとも得難いのが「一貫した行動ルール」を持つことだ。

言い換えれば、
自分の行動は自分で決めること。

これは僕自身にとっても難しいことだった。

幼少期は親の言うことを聞いていれば素直だと褒められ、
学生時代は先生の言うことに従えば成績につながり、
社会人になったら上司の言うことに振り回された。

だからマーケティングという仕事に携わっていても、
「会社が成長したい方向性はこっちだから」とか
「世の中、この方法が流行しているからやってみよう」とか

常に他人に行動ルールを依存していたりした。

そんな自分自身に悩んでいる折にこれら2冊の本に出会い、自分の考え方で目標(ゴール)と手段(プロセス)を導くことができるようになったんだよね。

もし自分に自信が持てずにどうしても他人の決定に従ってしまいがちなら、一度これらの本を読んでみて欲しい。

Step4. 実行力のあるアイディアを作る

アイデアのつくり方を「仕組み化」する

アイデアのつくり方を「仕組み化」する

 

 

さきほどの2冊で行動ルール定めることができたら、次は効果的な施策を実行するフェーズだ。

アイデアを作るといえば、以下の本がもっとも有名ですよね。

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

 

 

こちらは確かに名著であるものの、具体的な方法論については薄くて即実行するのが難しい。

特にアイデアのインキュベーション(孵化)がもっとも重要なプロセスであるにも関わらず、いかにも天からアイデアが降ってくる程度の解説しかされていない。


一方で、「仕組み化する」の方は創造エンジンというフレームワークによってインキュベーションの方法を解説されている。一人の天才によるアイデア創造ではなく、秀才の集まったチームでアイデアを実行するための方法を知ることができる。

Step5. 常に社会に呼びかける 

パブリックスピーキング―人を動かすコミュニケーション術

パブリックスピーキング―人を動かすコミュニケーション術

  • 作者:蔭山 洋介
  • 発売日: 2011/10/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

プロフェッショナル3条件の最後は「公益への使命感」ですね。

つまり、「誰かが解決してくれるだろう」ではなく「自分が解決せずして誰がこの世界を守るのか」という圧倒的当事者意識のことです。

言い換えればマンガの主人公のように過ごすこと。

ほらマンガの主人公ってもちろん自分の目の前に起こっていることについて対処しているだけなんだけど、その行動が世界の行く末に大きく関わっていくでしょ。


パブリックスピーキングとは、カンタンに言えばスピーチの技術です。1対nの関係性で強く正しくメッセージを発信するための技術のこと。そうプロフェッショナルは社会に対し常に自分の存在価値を伝え続けなければいけないんです。

以上、マーケターによるプロフェッショナル論をお伝えしました。

冒頭の質問にもどります。
「プロってどうやってなるの?」

に答えることができましたかね。
まだまだ小難しい?

そうですね、やはりピンときづらいかもしれません。

もしお時間があれば紹介している書籍を読んでみてください。そして改めてこの記事を振り返ってみてください。

それでは今日はこのへんで失礼しましょう。またね