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「運は操れる」

「運は操れる」

 

こんにちは。iCARE CCチーム所属産業医担当篠原です。あだ名は「しのこ」ですので「しのこ」と呼んでください。

 

普段は産業医の先生方のサポートや、クライアント企業様の産業医選任のお手伝いを主な業務としている私ですが、

その実態はっ!

将来iCAREにぽんと億で出資できるほどの投資家になることを夢見るへっぽこFXトレーダーです。

 

ええ、もうね、なんで私が買いポジションを取ると下がり、売りポジションを取ると上がるのか。

 

誰か私の取引を覗き見て価格を逆に操作してるんじゃないかと思いこみたくなるくらい、面白いくらい値が自分の思惑とは逆行する。

 

あんまりにも逆行してばかりだからもしかして私って金運がなさすぎるんじゃないかしらなんて思い詰めて、
Amazonで「金運」「アップする方法」等のキーワードで金運アップする方法が書いてある本を探しまくったりして。

そうこうしてるうちにブログタイトルに書いた本に巡り合ったんです。

 

「運は操れる」

 

著者はかつてテレビで大ブレイクしたメンタリストのDaiGoさん。
ご存じの方も多いですよね?
テレビでスプーン曲げ披露して「超能力じゃありません、メンタリズムです」ってやってた人です。

 

Amazon unlimited の対象電子書籍になってるんで、Amazonプライム会員の方なら無料で読めます。
私もプライム会員なので、
「運は操れる?それは金運をも操れるということか??
こんなタイトルの書籍は読まねばなるまい!」
と飛びつきましてむさぼり読みました。

 

無料で読めるのでぜひこのエントリご覧になった方にも読んでいただきたいのですが、
彼は運/不運を自分の力ではどうにもならないものととらえるのではなく、操作出来るものであると主張しています。

 

「運」を理由にした途端、人は考えること、行動することを辞めてしまう、と。

 

例えば自分と変わらない働きぶりなのに上司からの評価が高い同僚を見て
「対人運に恵まれているから」
と思うのと、
「もしかしたら自分の見えないところでコミュニケーション能力を身に着け、年上に気に入られやすい話術を身に着けてるのかも」
と思うのとでは、前者では理由や原因には目がいかず評価の差は開いたまま放置されますが、
後者の方が真似ること、学ぶことが可能である、と彼は言います。

 

失敗にも必ず理由や原因があり、そこに目を向ければ改善策を練ることができ、同じ失敗を避け、
次回の成功率を高めることができるはずである、とも述べています。

 

うまくいったとき、うまくいかなかったとき、どちらも「運」を答えにするとそこで成長が止まってしまう、と、
言われてみればその通りだよなあ、ということがこの本には書かれています。

 

私は先にも書きました通りへっぽこトレーダーなものですから、この本で取り上げられている実験の中で
面白いなあと思ったのはロンドン大学の研究者たちによるギャンブラーの「ホットハンド現象」についての調査ですね。

 

ホットハンド現象というのは連勝を始めたギャンブラーほど連勝が続くという現象を指すのだそうですが、
研究者たちはオンラインカジノでプレーするギャンブラーを観察したら3つの事実が見えてきたとのことです

 

簡単にまとめますと

・2回続けて買ったギャンブラーは「次は負けるのではないか」と不安になる
・その不安のせいでその連勝したギャンブラーは負けにくい安全な賭け方をし始めるので結果的に大きな負けを被る可能性が低くなり、勝ちが続きやすい
・一方負けたギャンブラーは「負けた分を取り戻そう」という心理が働き焦りとともにリスクの高い賭けをし始め、結果どんどん負けが込んでくる

 

のだそうです。これはトレーダーにも言えることじゃないかなあと思いながら読みました。
特に負けが込んでくると今までの負けを一発で取り返すような「一発逆転の可能性」に賭けたくなるんですよね。
FXで言うとレバレッジ(簡単に言えば少ない資金で大きな金額の取引ができる仕組み)を大きくして一か八かの賭けに出て負けて資金を一気になくす(レバレッジを大きくすると当たった時の利益も大きいですが負けた時の損失も大きくなります)、みたいな。
なるほど納得な実験結果です。

 

では運を操作できるようになるには具体的にはどうすればいいの?という疑問が出てくるかと思いますが、
彼は3つのステップを提案しています。

①不安に強くなる
②試行回数を増やす
③気づく力を鍛える

この3つの方法がこの本では丁寧に説明されていますので是非読んでください。
決してDaiGoさんの回し者ではありません(笑)

 

この本を読んで私は私のFXトレードを反省しました。

まず私は試行回数の絶対数が足りない。気が向かなければ数日相場動向を追わない日があります。
自然とトレード回数も少なくなります。私はトレード数の試行回数が絶対的に足りてない。

 

まだ上に挙げた3つのうちの③の「気づく力を鍛える」のに一番いいのは、FXトレードでいうなら
トレード記録をこまめにつけることなんです。

やればいいよと色んな人が言ってくれてるのにやってなかったなあ…と

ノートに手描きでいいから自分が売買したタイミングのチャート(その時々の価格動向を示すグラフのようなもの)の形を描き、
その時の相場環境、どこで注文したか、どこで決済したか、なぜその時買おう/売ろうと判断したか、取引した通貨ペアを
書くこと。

 

面倒ですが、いや、面倒なことはやりたがる人は少ないからこそ、やる価値がある!のです。

相場の格言に

「人の行く 裏に道あり 花の山」

という格言があります。市場で利益を得るためには、他人とは逆の行動をとらなくてはならないという意味です。

トレード記録を細かくつけるというのはそれをやれば市場動向に「気づく力を鍛える」ことになります。


他の人があまりやりたがらないということは、やればやらなかった人よりも気づく力が鍛えられる=他の人を出し抜けるということです

 

またDaiGoさんもこの本の中で自分の実体験として、海外のカジノで負けが込んでる人たちを観察してて
気が付いたこととして、負けてる人に共通してることはどのギャンブルでもすぐにテーブルに入っていくことだそうです
逆に多少なりとも勝っている人たちは、テーブルの外から客とディーラーとの勝負をしばらく観察する、と。

 

トレードで言えば相場をどれだけよく観察しているかがカギ、ってことだと思います。

ちなみに私のようにトレードをやっている方のためにご紹介しておくと
トレード記録のつけ方についてはこちらのブログが参考になります。

FXトレードノートの書き方
https://www.toretora.com/entry/2015/01/13/174133

(↑このブロガーさんもとても個性的な方なので他の記事も面白いです。
 特に高校に呼ばれて演説した時のお話なんかサイコーですね。)

 

DaiGoさんの本の読書感想文を書くはずが何だか最後はトレード記録付けるの大事だな!って結論になってしまいましたがすみませんでした。

 

でもこのDaiGoさんの本は全てのビジネスパーソンにも参考になることが書いてあるのでお勧めです。
文章も読みやすくて内容も面白いので一気に読めます。
先ほども書きましたがAmazonプライム会員であれば無料で読めます。

 

皆さんの「運を操る」一助になれば幸いです☆

 

最後に、こちらの本の前書きに書いてあったアリストテレスの言葉で締めくくりたいと思います。

 

"Happiness depends upon ourselves."
「幸福は自分次第」