iCAREで働くひとが見えるブログ

働くひとと組織の健康を創る

29歳になりました。

iCARE公式ブログをご覧のみなさま、おはこんばんちは。平成の世に誕生し、本日の「昭和の日」で歳を重ね、Chief REIWA Officerとして令和を生きている中野雄介です。

 

 

いつまでも若い若いと思ってましたが、最近はiCAREさんに入社してくる20代前半の若者たちの生鮮っぷりを横目に、気づけばワタクシももう29歳。立派な老害です。(more than meのみなさんすみませんいきなりケンカ売って)

 

 

しかし、いくら昭和天皇の誕生日が4月29日だったからって、令和になっても昭和の日ってネーミングはいかがなもんだい?と思いまして、少し調べてみたところ、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いを致す。」という趣旨があるみたいです。1991年に爆誕して28年ほど生存し終えましたが、今日初めて知りました。

 

 

激動といえば、新型コロナウイルス感染症によって、世界はすっかり闇に堕とされてしまいました。ワタクシの周囲でも感染をしてしまった方がいたり、もしかしたら現在感染されている方もいるかもしれません。

 

 

一方で、緊急事態宣言によって経済的に困窮する人々もいて、先日道を歩いていたら、生計らしき理由で夫婦が怒鳴り合ってる声がいたずらに聞こえてきて、経済死までは至らずとも経済危篤や経済重傷のような状態もすでに起きているのかもしれません。

 

 

感染対策と経済再開、どちらかを選べばどちらかを選べなくなるトレードオフの関係の中で、その二つのバランスを取り計らった二項均衡の世界を、国家が、会社が、そして一人ひとりが生き抜いていかねばならないんだろうなと感じています。

 

 

 

 

 

少し昔の話をします。今から12年前の2008年、リーマンショックが起きて、アメリカの金融不安から始まった不況の波が日本を襲いました。ワタクシの父上はその時自営業をしてましたが、リーマンショックの禍に飲み込まれて倒産しました。そう、父さんの会社が倒産したのです。(暗雲垂れ込む話に突入しておりますが、ここは笑うところです)

 

 

2009年は、仕事のない状況が一年弱続いていました。当時の詳細は、まだ青二才の糞餓鬼だったワタクシにはよく分かりませんでしたが、会社の清算や従業員の失業対応なんかにも奔走していただろうし、「仕事が決まらんくて頭が痛いねえ。」と親戚の集まりかなにかでボヤいていた父上を今でも覚えています。

 

 

翌年の2010年、ワタクシは大学受験をし、国立大学に入学しました。これを持って大学の窓口に行きなさいと母上から渡されたのは、授業料免除申請書の封筒。

 

 

中身を見ると、昨年の父上の源泉徴収票が入っていました。昨年度の年間所得は50万円。5が一つに、0が五つ。うん、確かに50万円。あれ、月収かな?いや、確かに年収50万円。

 

 

その封筒を持って、入学説明会後に大学窓口へと向かったところ、窓口担当の人が書類一式を広げて、こうつぶやきました。「おそらく審査は通ると思います。」と。

 

 

通常は審査会の厳正な審査を経て、免除か否かかが決まる授業料免除にも関わらず、その場で授業料免除の内々定が出てしまったのです。その一言をくれた当時の窓口担当の人も、目の前の新入生がさぞ哀れに見えたのでしょう。

 

 

その後一年間、無事に授業料全額免除が認められ、ワタクシは勝ち誇ったような気持ちでした。ちょっとばかり、友達に自慢したりなんかもしました。「おれさ、授業料全額免除なんだぜ?!」って。しかし繰り返しますが、扶養家族3名を抱える世帯主たるワタクシの父上の昨年年収は、50万円。

 

 

まあそんなこんなで、中野家はなんとか幸運なことに当時の不況を乗り越え、一家全員今もしぶとく生きています。なんとかなるもんですよね、人生って。

 

 

というのはどうでも良い余談でして、父上がリーマンショックに経営者として立ち向かった出来事から12年が経った今、ワタクシはiCAREさんでコロナショックに立ち向かうことになりました。執行役員CROなんぞに就任もしてしまったので、経営者と名乗らざるを得ない立場でもあったりします。

 

 

3月末決算のiCAREさんもちょうど決算が締まったところで、昨年度に引き続き、売上は昨年対比2倍で成長しましたが、その分赤字もたっぷりあります。一緒に楽しく働いてもらえるメンバーも60名まで増えました。

 

 

この4月に入ってからも、コロナショックの逆風とデジタルシフトの追風の峡谷に立たされる中、刻々と変化する風を読む努力をしながら、みんなで仲良くスリリングな毎日を楽しんでおります。

 

 

"オヤジの無念を晴らす" などという悪寒(おかん)の走りそうな仇討ちは微塵も思いませんが、"会社の祈念を果たす" べく、29歳は事業に専心して会社を前進させようと考えている所存です。

 

 

人類の危機の真っ最中ですので、自分も誰かを助けたいと思って出来得ることをしてみたりもするのですが、その前にまずは周囲に迷惑をかけないよう我が身を助けることが、個人的には何よりも大切だと思ってます。きっとなんとかなると信じて、自分たちが生き抜く道を一生懸命探して、精一杯足掻いていければなと。

 

 

そうやって各々が頑張って生き抜き、激動の日々を乗り越えて人類が新型コロナウイルスに打ち勝った時には、我々の将来に思いを致して、「コロナの日」っていう国民の祝日を作るってことでいいんじゃないでしょうかね。今日の「昭和の日」のように。

 

 

なんていう悠長なことを言いつつ、次にまたひょっこりブログに表れた際にワタクシの年収が50万円になったら、どうぞ笑ってやってください。

 

 

という感じで、控えめな近況報告でした。なんだよ中野、全然おもしろくないじゃんと思われる方は、先日お忍びで開催して大変に愉快であったオンライン中野雄介会のカオスっぷりを見ていただければと。オンライン飲み会なるものが誕生して如何ほどなブームを巻き起こしたとしても、画面に映る人間全員が同姓同名でもはや名前を呼ぶことが意味を成さなくなるオンライン飲み会は、世界広しといえど我々にしかできませんゆえ。

 

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ちなみに開催する直前に「オンライン中野雄介会やります!」とTwitterでつぶやいたところ、「あのー、中野雄介会に入れてもらえませんか?」と中野雄介さんからコメントをもらいまして、中野雄介会は合計13名に増殖しました。おわり。